中学・高校・大学を通じて、マンドリンクラブにおいて指揮者として活躍。この間、中野二郎、川口雅行の両氏に師事。
1984年日本マンドリン連盟主催第9回独奏コンクールにおいて第1位を獲得して記念リサイタルを開く。1986年イタリアのCesare Pollini音楽院に留学、Ugo Orlandi氏の指導を受けるとともに、マンドリン史料研究にも研鑽を積む。1993年Alassio市主催の国際器楽コンクールで第1位を獲得、同年音楽院を首席で卒業しディプロマを得て帰国。1994年東京と大阪でデビューリサイタルを開き、同年12月ESTUDIANTINA PHILODOLINO di KYOTOを組織。
また、リュート・モデルノ奏者としては、2004年コントラバス奏者の平田昭浩氏とデュオ「Basso Cantabile」を結成、2005年と2012年にデュオリサイタルを開催。同年、川口雅行、高橋和彦、宮武省吾の各氏とマンドリン四重奏団「グラン・パルティータ」を結成、2006年に福岡、高松、京都、東京でコンサートを開催。
2008年7月には韓国、全州で開催された第7回韓国マンドリンフェスティヴァルに招待されリサイタルを行う。
現在、演奏、指揮のほか編曲、研究等幅広い活動を行い、マンドリンオーケストラのための曲集「アルバム・フィロドリーノ(vol.1~9)」の出版や、自らの演奏により上梓したCD「シルヴィオ・ラニエリ作品集」、無伴奏マンドリン曲集「サラバンドとフーガ」、「セレナータ・イタリアーナ」などによってその成果の一端を示すところである。
また、同志社大学マンドリンクラブ及び甲南大学マンドリンギタークラブ,奈良女子大学ギターマンドリンクラブ技術顧問、大阪成蹊女子高等学校ギターマンドリン部、兵庫県立姫路西高等学校ギターマンドリン部の指導に携わるなど、指導・教育にも力を注いでいる。
2008年に名古屋音楽大学マンドリン科客員教授、2021年に洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース客員教授に就任。
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