・「ゆら」名前の由来について

「ゆら」という古語は万葉集や日本書紀にも登場します。

*「足玉も手珠もゆらに織る服(はた)を…」(万葉集第10巻2065)

(訳)足につけた玉も手につけた珠もからからと(音を立てて)織る布を…

この場合の「ゆら」は玉や鈴が触れ合う音を表します。(学研全訳古語辞典より引用)
その他、万葉集第204493においては、「ゆらは、物自体に潜む<たま(魂)>が自ずから発動する状態を示すことばであり、具体的に揺れる状態をさす語なのである。」とあります。(三浦祐之氏ウェブサイトより引用)
 
古来、人々は玉や鈴が触れ合う清らかな音に惹かれ、そこに様々な思いを込めて来たのだと思います。私達もマンドリンという楽器を通して、心に響く音楽を奏でていきたいと願っております。





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